3月9〜12日に東京ビッグサイトで「建築・建材展」が開催されました。
今年は「ジャパン建材」がオンラインになってしまいましたので「建築・建材展」
で、少しでも新商品の実物が見れたらと思って行ってまいりました。
規模自体は縮小されていて人手もそこそこでしたので、いつもよりじっくりとみる
ことができました。
まず会場全体の印象としてはタイルメーカーさんが充実していて会場の中心に約15社ほどの出展でした。
■釉薬タイル
今年のタイルの特徴は「釉薬使い」
エンボスと釉薬タイルで表現される表情の美しい商品が多く、カラーはブルー系やスモーキーパステルが目を引きました。
貫入が美しいタイル。
表面のうねりやエンボスと釉薬の濃淡でできる柔らかなムラ感。
このタイプの商品が多く感じました。
ザラッとマットな質感の釉薬が新鮮。
菓子箱を思わせるような可愛いデザインのサンプル帳。
女性が嬉しそうに持ち帰っていました。
重たいサンプル帳を欲しいと思わせる仕掛けが絶妙です。
また、タイルメーカーさんのカタログに「ピアス」を発見!
セラミックの可愛い球体です。
建材以外の展開が振り切ってます!
■LG電子の建材
こちらは液晶テレビで有名なLG電子の建材商品。
ファッションやドラマや音楽など韓流ブームの流れで内装建材も普及してくる??
デザインはとても洗練されている印象です。
目地棒が一体となっているデザインの塩ビタイル。
人工大理石の裏面に彫った模様が光で透けて浮き出ています。
アクセントパネルなどに使うのでしょうか。
■構造用パネル
最近商業施設などでよく見られるようになった木毛セメントやストランドボードなどの
木質感素材の構造用パネル。
構造体をあえて見せるのは最近のインテリアの傾向のようですね。
(ただし、実はこちらのブースの商品は右の壁面の木材なのですが、ストランドボードの方に面白さを感じてしまいました、、、)
こちらは参考商品として展示されていた木質パネルです。
■様々な表情のコルク
遠目では石肌のように見えるものなど従来のコルクのイメージとは一線を画した商品。
■最後に、ちょっと
(というかかなり)目を引いたのが金属塗料で塗装された車。
ドイツ生まれの特殊金属塗料という事で塗装面には磁石もつくようです。
以上、ほんの一部ですが2021年「建築・建材展」リポートでした。