ascal design にちにちデザイン談

デザイン活動をしながら日々思うことをスタッフやつながる仲間が気ままに綴ります

新築住宅リポート

こんにちは。今回は新築住宅リポートです。
南関東ではこの数週間は週末になると暖かく、コロナ禍でなければあちこちに出かけてみたい陽気ですが、そこは少し我慢して近所を散歩で凌いでおります。
そんな中、2人のスタッフが自宅近くで見つけた新築住宅物件のご紹介です。

 

f:id:ascal_design:20210218111606j:plainまずは東京のお隣の某県某所の住宅街の物件です。
とてもシンプルな物件なのですが、よく見ると意外とこだわりが見えてきます。
白黒並んだ2棟の物件。
白黒への統一がお見事です。


黒い住宅は基礎部も黒く塗装してあります。f:id:ascal_design:20210218164102j:plain

白い住宅はサッシ、ドア、屋根の棟包・破風までも白です。普通は外壁が白でも屋根周りはグレーや黒が多いと思うのですが、きっとこだわりなのだと思います。f:id:ascal_design:20210218112333j:plain

また、白い家のエクステリアに敷いてある「石」は半透明です。
この白い家が人だったら、透明感半端ない美白美人とでも形容できそうです。f:id:ascal_design:20210218112624j:plain



そして、ちょっと回り込むと今度はブルーの家です。
最近の住宅は比較的色々な種類の柄や色で張り分けているものが多いので、ここの住宅街には潔さを感じてしまいます。f:id:ascal_design:20210218162334j:plain

そのお隣は最近の新築では珍しい和風の住宅です。f:id:ascal_design:20210218112931j:plain

シンプルなモダン住宅と和風の住宅、一見バラバラに見えますが、木素材を軒や玄関周りにアクセントに使うことで自然に一つの住宅街としての統一が生まれているようです。f:id:ascal_design:20210218120301j:plain

 

 

こちらはすぐ近くにある別の新築物件です。
「THE白黒ハイコントラスト張分け」の街並みといったところでしょうか。f:id:ascal_design:20210218113143j:plain

各住宅の小庭部分にそれぞれちょっとした個性を出しているところが可愛らしいです。f:id:ascal_design:20210218113217j:plainf:id:ascal_design:20210218113245j:plain

 


もう一軒、こちらは外構やポストも含めてセンス良くまとまっているなぁと思った住宅です。f:id:ascal_design:20210218113431j:plainf:id:ascal_design:20210218113536j:plain

f:id:ascal_design:20210218143941j:plainエクステリアに敷いている石材は鏡面の御影石とマットなグレー石材をタイル調に張り分けています。
また、こちらの物件も基礎部が黒に塗装されておりブラウン×ブラックで外観が統一されています。
その基礎部と左の柵の土台の水平ライン、外壁の木部と柵の色・素材の統一が美しい物件です。
無造作に置いてある自転車がちょっと残念!

 

 

次の物件は東京の郊外の物件です。
去年くらいからよく見かけるようになってきた軒〜袖壁に特徴を持たせた物件です。
少し前は店舗などで見る事が多かった仕様ですが住宅にもトレンドとして入ってきているようです。f:id:ascal_design:20210218113658j:plainf:id:ascal_design:20210218113723j:plain



最後にこちらは2015年竣工なので新築ではないのですがレトロモダンな外観が素敵なマンションです。f:id:ascal_design:20210218113801j:plain

ブラウン系の塗りとレンガタイルにブラックのロートアイアン調の手摺が、なんとも落ち着いた佇まいです。f:id:ascal_design:20210218113835j:plain

エントランス周りの石材は石の模様と個々の色差とハツリ加工のバランスがよく、高級感を感じます。f:id:ascal_design:20210218113908j:plain

植栽も多種多様でこのマンションの敷地内で四季を感じられそうでした。f:id:ascal_design:20210218113934j:plain


これからだんだんと暖かくなっていく季節ですので、また散歩がてら面白い物件を探してご紹介していきたいと思います。